解体新書【解体用語集】た行。

解体新書【解体用語集】

耐震基準

建築基準法に定められる設計基準の一つで、建築物が地震に耐える事のできる構造上の基準。

建坪

敷地の坪数のうち、建物が建っている面積(=1階部分の建物面積)のこと。
延床面積(建物の各階の床面積を合計した面積)との違いに注意。

建物滅失登記

建物、家屋を解体したら1ヶ月以内に建物滅失登記を行わなければなりません。
(不動産登記法57条)法務局の登記簿上からその建物が存在しなくなったことを登記しなければならないのです。
建物滅失登記は申請義務になっていますので、登記の申請を怠った場合には、10万円以下の過料に処されることがありますのでご注意ください。
(不動産登記法164条)法務局へ申請書とともに複数の必要書類を提出すると法務局から市町村役場へ通知が行くため、施主が手続きをしなくても課税台帳からはずれます。

魂抜(たましいぬ)

解体する建物内に神棚や仏壇、もしくは井戸がある場合、魂抜き、お祓いをしましょう。
魂抜きをしていない神棚や仏壇、お祓いをしていない井戸に関して、解体業者さんはそのまま撤去するのに抵抗を感じる方がほとんどです。

ダンプ

解体工事で出た廃材を搬出するダンプカーの事。2t車、4t車などがあり、使用できるし車両の大きさが小さいほど割高になります。(運搬回数が増えるため)。
また、フックロール(アームロール)といって、キャリアと荷台が分離できる車両を使用する場合もあります。
フックロール(アームロール)は荷台が車体から分離されることにより、廃材を積み込む高さが低くなるので、積み込む手間の合理化・軽減がされると言われています。

地中障害物

建物の地中に埋没しているもの全般を言う。
一般的には以前の建物の基礎や浄化槽等が多いが、なかには昔の建物の廃材やゴミが埋められている場合もごく稀にある。

中間処分場

別名、中間処理施設とも呼ばれ、解体工事で発生した産業廃棄物を分別、減量化する施設。
解体現場を出た廃材はまずこの中間処分場へと運ばれ、粉砕や分別、安定化などの中間処理を施されたのちに最終処分場へと運ばれる。

土壁

土を塗り固めてつくられた壁。
「小舞(こま)」と呼ばれる竹で編んだ下地に藁すさ入りの土を両面から塗りつけられているのが一般的。

追加請求

解体工事の見積もり時に判明できない内容の工事や、追加で撤去工事を依頼した場合に発生し、工事代金が当初の見積もり金額に追加されること。
追加請求の大半は地中障害物によるものですが、通常は存在が判明した時点で業者から施主に報告し、追加費用に双方合意のうえで撤去処分にはいる。

ツーバイフォー

別名、木造枠組壁構法とも呼ばれ、北米発祥の建築工法で2インチ×4インチ(とその倍数品)のみを用いた壁で構造を支える工法。
釘なども規格化されており施工が比較的容易で、かつ耐震性に優れているというデータもあります。
しかし、逆にツーバイフォー工法で建てられた物件の解体工事においては、その頑丈さゆえに壊しにくく廃棄物の処分量も多くなる事から、在来工法(木造軸組み工法)の家屋に比べ解体費用が割高になる場合が多いようです。

約3.3㎡ 1間×1間=1坪
畳でいうと2枚分の広さ。

坪単価

1坪(約3.3㎡)あたりの単価のこと。
解体工事の見積もりはこの坪単価×延べ床面積(坪数)で計算される。

手壊し(人力解体)

解体重機が入らないような狭い現場や高低差がある現場では人の手で解体する必要があり、これを「手壊し」と呼ぶ。
重機を使える現場に比べて工期がかかり、解体費用は割り増しになるケースが多いようですが、騒音・振動やホコリの少なさなどメリットもある。 

鉄筋コンクリート造

鉄筋で骨組みを、そしてその周囲をベニヤなどの型枠で囲み、そこにコンクリートを流し込んでつくられた建物のことをいう。
耐震性、耐火性に優れており、6~7階建てマンションなどの中高層建築物に多く用いられている。 

鉄骨造

重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類がある。
軽量鉄骨造は軽量形鋼と呼ばれる鋼材で建物の骨組みを組み上げる建築物のこと。
燃えにくく、耐久力が高いだけでなく品質も安定しているので設計の自由度が高いことが特徴。
重量鉄骨造は鉄骨自体がとても丈夫なので、柱の本数が少なく軽量鉄骨造よりさらに設計の自由度があり、大きい空間のある建物も建築することができ耐用年数も長い。

鉄骨鉄筋コンクリート造

主要な構造体は骨組みを鉄骨、その周囲を鉄筋コンクリートで造りそこに床や壁をはめ込んだ建物のことをいいます。
耐久性・耐震性は抜群ですが、重量がとてもあるので、基礎も大きくしなければなりません。
また工期、費用とも高価になるので、一般的には高層建築物などの建築する際に用いられています。解体費用も、その他の建築物のなかでも最もコストがかかります。

仝上(どうじょう)

仝上の「仝」は「同」の「古字」。「同上」の意。
建設業界の見積もりではこの表記が使われることがいまだ多くある。 

トタン

亜鉛メッキの薄い鋼板で、建築資材に使われているものを指します。

土間コンクリート

地面に砂利や砕石などを敷き込み突き固め、その上に直接コンクリートを打って造られた床のこと。

t(トン)

重量の単位である「トン」のこと。1トンは1,000kg。