解体新書【解体用語集】あ行。

解体新書【解体用語集】

アスベスト

アスベストは天然の鉱物繊維で石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれていています。 耐熱性、保温性、絶縁性に優れていることから多くの建材製品、(特に昭和30年~50年頃)に使用されてきましたが、 2005年のクボタショック、人体への悪影響が明るみになり、社会的な問題として大きく取り上げられるようになりました。 鉄骨造建築物の柱や梁などに吹き付けられていることが多いため木造住宅に吹き付けされている例は少ないようです。 しかし木造でもスレートの屋根や外壁材のサイディング、水道管など目に見えない部分に含まれていることもあります。 解体するときは各自治体によって指導要綱に多少の違いはありますが、調査を行いアスベストの確認がされた場合は解体施行届出書の提出が必要です。

荒整地(あらせいち)

解体工事が終了すると、重機などで敷地を平らにならします。 一般的にはこの荒整地が最終引渡しの条件になります。 「荒整地」といっても「荒っぽい」という意味はなく、綺麗に整地されます。

RC造

RC造とは、鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete)の略で、柱や梁などの主要構造部に鉄筋の入ったコンクリートを用いたものをいいます。圧縮力に強いコンクリートと、引張力に強い鉄筋を組み合わせているため、耐久性、耐震性、耐火性、遮音性に優れています。重量が比較的重いため、中高層の建物に多く見られる構造です。

空き家

人の住んでいない家のこと。近年、空き家の問題も重大な問題となっており、深刻化し、 対策に乗り出す市区町村が増えてきております。空き家問題の原因の多くには税制上の問題があるといわれています。

朝顔

建設中、解体中の建物から万が一物が落ちても、地上まで落下しないよう途中に設置する防護ネット。ネットではなく板状のものもあります。 ビルやマンションの解体工事のように、大規模な建物を解体する場合に設置される事が一般的です。 アサガオの花のように上向きに開いている様子からこの名がついたそうです。

足場

解体工事の際に丸太や単管パイプを組んで建物を囲うもので、乗って作業しないものも足場と言います。 ホコリや破片の飛散防止や騒音対策の為の養生シートはこの足場に固定します。

安全地帯

解体工事などには欠かせない、高い場所で作業を行う場合に使用する命綱付きのベルト。 ロープ、フック、人体を保持するためのベルトから成り、この「ベルトも併用されている」という所が「安全帯」たる所以です。一般高所作業用、柱上用などの種類があります。

一畳

約1.66㎡ 2畳が約1坪。 実際の畳の大きさは京間、中京間、江戸間、団地間など、地域や種類によって大きさの差がありますが、不動産物件の換算値は縦・横910mm×1820mm(半間×1間)≒1.66㎡が基準とされています。

一尺(いっしゃく)

(いっしゃく)約30.3cm  6尺=1間(約1.82m) 

一間(いっけん)

(いっけん)約1.82m  1間×1間=1坪(約3.3㎡) 

居抜き

内装解体工事で使用される場合、「スケルトン」とは逆の意味で、内装設備がそのままの状態のことです。 

上屋(うわや)

一般的には施工中の建物を雨などから保護するための仮の屋根のこと。 解体工事では建物の基礎以外の建物を上屋とも呼びます。 

A工事

オーナー(貸主側)が発注する工事。費用負担はオーナー。共用施設(エレベーター、トイレ等)や共用通路(エントランス)その他(電気設備・配線・配管) 

FRP

繊維強化プラスチックの略称。ガラスや炭素等の繊維を合成樹脂に入れて強度を向上させた複合材料で、耐熱性・断熱性等に優れています。安価で軽量かつ耐久性がよいため、自動車・鉄道車両の内外装や、住宅設備機器ではユニットバスや浄化槽に用いらています。解体工事においては、コンクリート製の浄化槽よりもFRP製の浄化槽の方が5~7割程安く解体できる場合が多いようです。 

大谷石(おおやいし)

軽石凝灰岩の一種で、宇都宮市の大谷地区で採掘される石材のこと。耐火性にすぐれ、軽量でかつ柔らかく加工が容易であるため、古くから石垣や外壁、土蔵などの建材として利用されてきました。解体工事では、大谷石でできた塀の撤去はコンクリートブロックの塀と比べると金額は割高になります。